少し前に話題になっていた「その女アレックス」を紹介します。この作品は

  • 週刊文春ミステリーベスト10の2014年(海外部門)第1位
  • ミステリが読みたい2015年版(海外部門)第1位

という非常に評価された作品の1つです。

僕も書店に平積みになっているところ、つい手に取ってしまいました。 

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

  • 作者: ピエールルメートル,橘明美
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/09/02
  • メディア: 文庫
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その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

  • 作者: ピエール・ルメートル
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/11/28
  • メディア: Kindle版
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内容(「BOOK」データベースより)

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。

 

上記あらすじに書かれているように、「主人公のひとりであるアレックスが誘拐、監禁され、もうひとりの主人公であるカミーユが彼女が監禁されている場所を突き止める」というところまでが序章となっています。ここから幾度ものどんでん返しの末、『そういうことだったのか!』と、最後の種明かしに読者が自分で気づくことができるようになっています

僕は終盤になるまで種明かしに気づきませんでしたが、勘のするどい人ならけっこう早いところで気づくと思います。

 

魅力的なキャラ

なんといっても主人公のカミーユと彼を取り巻く登場人物がどれも魅力的・個性的で、その魅力的なキャラたちの掛け合いもまた見事。

事件なんて起きなくてもいいから、彼らの日常を舞台にした小説も読みたくなりますね。

 

意外な結末

正直、「○○部門第一位!」というのがハードルを上げているんだと思います。

事実、ミステリーっていうジャンル自体、ネタが出し尽くされている感は否めません。それがいいとか悪いとかではなく、目の肥えた読者が期待しすぎなのがいけないんだと思います。

さて、そうは言っても、やはりそう言われるだけのラストではあると思います。

こういう結末は意外でした。

「おお!!」という感じではなく、「お?…お?……お?……おおお!!!」っていうじわじわ来るような意外性がありました。

 

どんでん返しが体験したいミステリー初心者にはぜひぜひお勧めする作品となっております。

 

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